毒雲日記

冴えないワ・タ・シのポイズンダイアリー

Spotifyの招致コード来た。試してみた。

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コードのところ消したけれど、使用済みだから別に良かったかしら……。

 

音楽ストリーミングサービスのSpotify(スポティファイ)が本当に、遂に、日本に上陸した。何度ももう直ぐ来る来る詐欺をしてきたんだけれど、原因は既得利権を固辞する日本の音楽業界との交渉が難航した為だと思われる。

このサービス、現在は誰でも使用できるのではなく、公式サイトで登録して、招致コードが発行されないと使えない。

参照:招待コードをリクエスト

 

音楽ストリーミングサービスは、AWAやLINEMusic、AppleMusicなどあるけれど、これらは定額制サービスだ。Spotifyの最大の特徴であり、ここまで日本でのサービス開始が遅れたのは広告ありの無料プランがあること。音楽サービスで広告が流れる意味がわからず、ちょっと試したかったのだ。ちなみに、日本のサービスでは1ヶ月15時間という縛りがある。有料プランに切り替えると、制限無し・広告なしになるみたいだ。

 

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スマートフォンで使用する場合、専用アプリがあるのでそれをダウンロード。説明書きに招致コードが必要と書いていないので、「使えない」とレビュー欄が荒れている。

 

 

実際使用して

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ここで聞きたいプレイリストを選ぶ。基本的にアーティストを選択するのではなく、ロックやダンスと言ったジャンルや、雨の日やドライブ、パーティーとかシーンを想定した選曲で選ぶみたい。基本シャッフル再生だ(手動で選べるけど)。

 

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ヒットチャートもある。

 

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アーティストも検索できる。

 

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歌詞も表示される曲もある。カラオケ風に表示される曲もあるみたいだ。

一応歌詞の表示画像も撮影したけれど、JASRACが出てきたら嫌なので、載せないことにした。

 

UIは結構スッキリしていてわかりやすい。アップデートしてから利用してないけれど、AppleMusicよりも使いやすそうだ。

 

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海外のサービスということで、現状邦楽のラインナップは他のサービスよりも弱いみたいだ。ボーカロイドは一曲だけ。

 

広告について

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30分聞いていると、最初の広告が入る。

最初に20秒の「これから広告のビデオが流れます」というアナウンスが出る(スキップ可能)。

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そして、30秒の動画。

 

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最後に10秒の「この広告の詳細をクリックしてね」の動画。

最初の20秒をスキップすれば、最大で40秒間広告を見ることになる。その後また30分間音楽が聞ける。ちょっと試せなかったけれど、キッカリ30分で広告がはじまるのか、それとも曲が終わってからはじまるのか。後者だと気が利いてるね。

 

でも、この仕組は少ししっくり来ないな。車の運転中を想像して欲しい。運転中だと最初の20秒はスキップできないし、最後の10秒で広告が気になってもクリックできない。なにもできないのに1分中断されてしまう。音声コントロール出来たらいいのに。

 

総評

全体的に良いサービスのように思った。ユーザー的には無料で音楽が聞けて嬉しいけれど批判もあり、新人やマイナーなアーティストの収益が少なくなるみたいだ。でも、そんなの僕には関係ないな。きちんと収支ができるようにするのはサービス提供側のもんだいだ。うまくやってよりサービスを良くして欲しい。

 

無料プランは僕みたいな、あんまり音楽を聞かない人間に最適かもしれない。また、新しいアーティストを開拓したい、という人にも良いだろう。自分の音楽ライブラリが偏っていて(アニメ主題歌とかね)、家に人を招いて音楽をかけるのを躊躇う場面なんかにも良いかもしれない(広告出るけど)。

 

あと、招致コードをオクで売るやつ、恥ずかしくないのか。

 

 

smoglog.hateblo.jp

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アニメソング史(ヒストリー)I

アニメソング史(ヒストリー)I

 

 

 

Mavic と KArMA、どっちが良いだろう。第3の選択もありうる

今、僕はドローン貯金をしている。

購入候補はGoProのKArMA+HERO5BLACK(今秋日本発売予定)とDJIのMavic Pro(販売中)の2つ。

2つを比較すると、先行して発表したGOPROの一週間天下と巷で言われたことからも分かるように、どうやら市場ではDJIに分があるようだ。

その差は歴然で、カルマより安い。カルマより高性能( ドローン性能として。飛行時間・飛行距離・自律起動等)。カルマより小さい(だいたい1/3だ)。極めつけはBUY NOW! だ。

 

カルマの良い所は、ジンバルやカメラが分離して汎用性があるのと、ふわっとした言い方だけれどGoProのカルチャーだろう。どうしてもGoProが良い、というのならもう数年まってカルマ2を待てば良い気もする。これが第三の選択。でもドローンの法規制も進んでいる。その時、日本の状況がどうなっているか。

 

GoProHEROとのバンドル版が安かったらカルマにしようと思うのだけれど……。

多分カルマにすると、カルマ本体の予備バッテリ、HERO5の予備バッテリや充電機、その他オプションを考えると1099ドル(アメリカでのHERO5バンドル版)で済まないと思う。

僕の心も、カーマも気まぐれなのだ。

www.youtube.com

【国内正規品】 GoPro ウェアラブルカメラ HERO5 Black

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10進法が「普通」の理由って?

自慢ではないけれど、僕は数字が嫌いだ。計算する脳の機能は衰えきっている。時々、割り勘の計算が間違いフリーズすることがあり「今もしかしてケチだと思われているのでは……」と変なプレッシャ―を感じる時がある(ってか、そこで「めんどくせえ、この場は俺が払う!」と言えないのがケチなのか)。

 

何気なしに友達との会話で、数字の話になった。

友達が言うには10進法が、宇宙のどの星に知的生命体が誕生したとしても採用される「普通」のn進法だという。理由を尋ねると、「10ってピッタリな数字じゃん」「2進法とか、12進法とか、16進法とか変なところで区切ってるよな」と言った。

僕が「でも時計は……」と口答えすると「じゃあ、16進法は意味がわからん」と言った。口下手な僕は上手く説明できなかったが、「10がピッタリという感覚そのものが10進法の世界なんだよ」と言った。16進法の世界では、16が10進法における10なんだ。9の次が仮にa(10)、b(11)、c(12)、d(13)、e(14)、f(15)となり10(16)で、11(17)だ。10進法のアラビア数字表記にaを表す数字がないからピッタリにならないんだ。

 

どうしても理解してもらえなかった。

件の友人は頭が悪いわけではなく、こと数学においては通年赤点の僕とは違って90点以上毎回とっていた。いや、もしかすると食わず嫌いなだけで、数学の素養は僕の方が勝っていたのだろうか? 

 

 

iPhone7は防水なの? 耐水なの?

まるでネタがこれしかないかのように毎日iPhoneの記事を書いているけれど、それだけ僕は楽しみなのだ(いつもの10倍PV伸びるし)。

 

さて、にわかに巷でホットな話題。

iPhone7が防水だと言うと、なぜか耐水だよ! と訂正されてしまう問題。

そもそも、公式では耐水性能と書かれている。だから、耐水というのが正しいという見方がひとつ。

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その一方で、iPhoneの耐水性能を示す「IP67等級」という表記は、防水防塵規格を示す国際等級で、防水の性能を示すのが「7」の表記だ。ちなみに、防塵の評価は無評価の0から最大が6。つまり防塵に関してiPhoneは最高レベルの評価を有する。

そして、問題の防水性能の評価は同じく無評価0から最大で8。iPhone7は7なので、最高評価から一個レベルの下がった防水性能を持つ。

具体的な性能は、8が「水没に対する保護」で、7が「水中への侵漬に対する保護」と既定されている。噛み砕いて言うと、iPhone7は水中に一瞬浸かったくらいなら内部に水が侵入しないけど、一定時間以上水中に放置したままだと水が内部に入るかも、という感じだと思う。

ご覧のとおり、国際的な防水規格に規定されているので、iPhone7は「防水」であると言っても良いじゃん、というのがもう一つの見方である。

 

そして、IP規格の7以下が「耐水」で8以上が「防水」と言うと言う決まりも無い。事実、同じくIP67等級で「防水」と謳う端末もある。

さらに言うならば、耐水の上位互換が防水である、ということは辞書の何処にも書いていない。AppleがiPhone7の水没による故障に関して、保証対象外としていることから、「防水」と書かずに「耐水」と書いているのではないか、と言う一部のユーザーの勝手な判断ではないだろうか?

 

防水(ぼうすい)とは、外界からが入り込まないように加工すること。ウォータープルーフwaterproof)とも。

防水 - Wikipedia

 

たい‐すい【耐水】 水がしみ通らないこと。また、水によって変質や破損しないこと。「耐水性」「耐水ベニヤ」

耐水(タイスイ)とは - コトバンク

 

……な? 同じだろ? 

結論を言おう。「耐水」も「防水」も同じ。よって、iPhone7は防水。iPhone7に関しては、首に下げてプールや海水浴はできない、という認識でオーケーだ。 

ちなみに防水の上位互換は「完全防水」だ。

iPhoneが防水になって、防水ケースメーカーの株価が下落したらしい。iPhone7が防水でも、完全防水ではない。防水ケースの需要はまだあるよ。

iPhone7Plus、9月9日無事予約!

 9月9日の16時1分からの予約合戦、参戦した皆様、いかがだっただろうか。

僕は当初田舎だし余裕だろうと店舗の方で予約するつもりだった。30分前に到着すると既に数人並んでいたが、発売日に手に入らなくてもいいや、と順番が来るまで待っているつもりだった。しかし、SNSなどで人とやり取りする内に欲しい気持ちが膨らんでいき、待ち時間の間にオンライン予約(引き渡しは、店頭引取りができるらしい)もやることにした。

 

16時1分。

店舗とオンライン予約開始。

何度やってもこの画面。

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諦めて、ツイッターにこの画像をアップした瞬間、隣の人が「行けた」とぼそっとつぶやく。慌てて、再チャレンジ。

 

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行けました。

 

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前回記事でネガティブキャンペーンしたけれど、今回はジェットブラックに人気が集中したらしく、Appleの方では30分くらいで出荷が11月〜になったらしい。

 

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iPhoneを予約するような人は新しいもの好き=新色一択って図式だったのだろう。

今回はiPhone7Plusの方も数が少なかったと言われているが、これはカメラのアップデートが目立ったからだろうか? それとも今までの6シリーズの出荷台数の比から無駄がないように製造台数が割り出されていた?

 

僕のオーダーが通ったのは16時11分。予約開始から10分後だが、この時間の遅れがどれくらい出荷に響くのかは未知数だ。ちなみに裸族を卒業した僕は、何のためらいもなくケースをオーダーした。

 

アマゾンでiPhone7発売記念セールをやっている。

www.amazon.co.jp

 

注文したのはこのケースだ。

 

Simplism iPhone 7 Plus [Aegis] フルカバーTPUケース クリア TR-AGIP165-CL

Simplism iPhone 7 Plus [Aegis] フルカバーTPUケース クリア TR-AGIP165-CL

 

 

折角の新色なので、それを見せる為にクリアにした。

間違ってクリアブラックにしてしまったが、しばらく使ってそのうちカッコイイケースが出たら買い直すつもりだ。アップルケアの追加修理費が見直されたようだが、今回は保険には入らないで、その分リッチなケースを購入するつもりだ。

 

 

 

ないわー、iPhone7Plusの256GBジェットブラックだけはないわー(棒読)

 

 

日本時間の9月8日深夜2時からのイベントにて新型iPhoneの7シリーズが発表された。リーク通りとは言え好印象だった(リーク通りすぎて驚きがないと評するメディアもあったが、逆に完璧なまでにリークされる事がリーク情報に価値がある事の証左で、多くの人々の関心を集めているという事だ)。詳しくは、他で詳しく解説されていると思うので端折るが、予約がなんと9日の16時1分より開始ということで、皆さんは今頃7にするか、Plusにするか、容量は? 色は? とチョイスで悩んでると思う。

 

僭越ながら、一つアドバイスをさせて欲しい。

断言する。iPhone7Plusの256GBジェットブラックは選択しては駄目だ。

 

まず、iPhone7Plusはデカイ。こんな大きなiPhoneジョブズが許さない。ジョブズ神が怒ってるぞー。スティーブの意思はどこに行ったんだー。

 

次にストレージ。256GBなんて誰が使い切るのか、非常識。多く盛れば良いってもんではない。16GBは少なすぎたけど、今回は32GBから。インスタグラムで、イイねが100行かない時は消して無かったことにするパーリーピーポーには、それで十分だろ。

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そして色。今回は5色展開だが、そんなに色が必要だったのか。特に黒なんて2種類ある。ジェットブラックはMacProを彷彿とするグロッシーなカラーで、かっこ……いや、ぬめっていて気持ち悪い。普通のブラックはつや消しでイカス。みんな、黒ならコッチを買おう。

ジェットブラックは、Appleも公式サイトで書いているらしいが、傷つきやすいらしくて嫌ならケースしろ、というのだ。ケースしていても、間にホコリが噛んだり、ケースの脱着時なんかの擦れで細かい傷は付く。きっと。

買い替えの下取りで、より多く買取金を手に入れたい似非ミニマリスト諸君は、ジェットブラックは選ぶべきじゃない。

 

(よし、俺はiPhone7Plusの256GBジェットブラックを買うぞ)

 

それでも僕はiPhone7Plusを買う

 

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 いつもは驚きが減じるからリーク情報は嫌いだったが、今回ばかりはマイナーチェンジではなさそう(6シリーズをもう1年続けると言う意味で)、ということが確約されたっぽい(9月7日……日本時間では8日の深夜2時位かな? のイベントの招待状に「7」と書かれているのだ!)。

 

今回のリークから外観は6シリーズの路線を守るようだ。僕はそこに全く不満はない。デザインはより磨かれ、ブラッシュアップされるべきなのだ。ユーザーの購買意欲を増すためだけに化粧直しするなんてクールじゃない。リークによると、ブサイクなDリングは目立なくなる。カメラの出っ張りは未だ顕在のようだが、裸族でなくなった僕には問題ない。

 

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僕は、2年後ごとのフルモデルチェンジ時にiPhoneを買い換えている。過去のシリーズを見ていくと外観変化にパターンが見えてくる。

一番の上の汚いのはiPhone3Gだ。それ以前に初代iPhoneがある。日本では販売されなかった。初代iPhoneは1年で終わった(Sモデルが出なかった)が、背面の丸みを帯びた外観は3Gが引き継いだ。

 

上から2個はiPhone4で、多少小綺麗なのは両面ガラスだったので、最初からケースをつけていたのだ(ちなみに3Gと5は液晶割れしてる)。4の背面ははフラット。薄さを強調したデザインだ。

三段目はiPhone5。ディスプレイが3.5インチから4インチに変わり、ライトニングコネクタが採用され、金属筐体になった。しかし、デザインのテイストは4を世襲しているように思う。

 

もうお分かりのとおり、iPhoneはフルモデルチェンジ2回、都合4年毎にデザインのテイストを大きく変えているパターンがある。これが意図したものなのか不明だけれど、このパターンが今後も続くようだったら、iPhoneのデザインが次に大きく変わるのはiPhone8の時だろう。ニュースソースによっては、2017年と言ってるけど2018年になる。

 

どこかで書いたと思うけど、実はApple熱が冷めつつあった。新しいiPhoneの発表イベントで驚く事が少なくなった。iOSの後追いでいまいちシャッキリしないMacにも期待できなくなっていた。世間はVRだ、Windowsマシンが欲しい__

マイクロソフトのどんなデバイスにも同じWindows10が走るというプランは、クールに思った。対して、AppleMaciOSもそれぞれ独立して成長させていくつもりのように見える。泥臭い。Appleも牙を失ったか?

見方が変わったのはWWDC2016で、MacOSから10の文字が消えたことだ。そして、キーノートのMacOSの文字が下がり、その位置にiOSが据わった。公式に発表されたわけではないけれど、どうもAppleMacOSから枝分かれしたiOSをメインとするビジョンを持っているようなのだ。ティム・クックがSurfaceBookを「中途半端な製品」とこき落としたのは、妬ましさではなかったのだ。これまでのPCというデバイス形態は完全な過去のモノとなり、今後はタッチデバイスがより生産性を高め、専門的分野までカバーするという未来を描いているのだ。かつて、AppleはFDドライブを捨て、光学ディスクドライブを捨て、iPhoneではヘッドフォン端子を捨てるらしい。この流れはあまりにもAppleらしい。

 

iPhone7Plusは5色展開、ストレージが256GBで、デュアルカメラ、防水性能あり、非接触ICカード機能搭載との噂だ。ティム・クックは7には「これなしでは生きていけない」という機能を搭載するという……上記の中ではお財布ケータイ化が最有力か?

追記:これは翻訳の際の誤訳らしく、元記事は「iPhoneを今後も買い替えてもらう為にどういう方針で行くのか?」という記者の質問にクックCEOか「iPhone無しでは生きていけないようにする」と答えたらしい。つまり7に限定していない。

 

iPhone7は最初は防水機構の素材パーツの調達が難しいらしく、品薄が予想されるそうだ。でもこれは毎度のこと。僕の場合、iPhone6Plusを128GBで頼んだところ、発売日に16・64GBをオーダーした顧客よりも早く届いた。今回も256があるなら、それを注文しようと思う……そんな容量どうするかって?

心配ご無用!

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それよりも、持っているMacBookProのストレージが同じ256なのである。バックアップどうすれば……iCloudも手頃な価格サイズが200GBだし……。