毒雲日記

冴えないワ・タ・シのポイズンダイアリー

Spotifyの招致コード来た。試してみた。

f:id:smoglog:20161010195641j:plain

コードのところ消したけれど、使用済みだから別に良かったかしら……。

 

音楽ストリーミングサービスのSpotify(スポティファイ)が本当に、遂に、日本に上陸した。何度ももう直ぐ来る来る詐欺をしてきたんだけれど、原因は既得利権を固辞する日本の音楽業界との交渉が難航した為だと思われる。

このサービス、現在は誰でも使用できるのではなく、公式サイトで登録して、招致コードが発行されないと使えない。

参照:招待コードをリクエスト

 

音楽ストリーミングサービスは、AWAやLINEMusic、AppleMusicなどあるけれど、これらは定額制サービスだ。Spotifyの最大の特徴であり、ここまで日本でのサービス開始が遅れたのは広告ありの無料プランがあること。音楽サービスで広告が流れる意味がわからず、ちょっと試したかったのだ。ちなみに、日本のサービスでは1ヶ月15時間という縛りがある。有料プランに切り替えると、制限無し・広告なしになるみたいだ。

 

f:id:smoglog:20161010195642j:plain

スマートフォンで使用する場合、専用アプリがあるのでそれをダウンロード。説明書きに招致コードが必要と書いていないので、「使えない」とレビュー欄が荒れている。

 

 

実際使用して

f:id:smoglog:20161010195643j:plain

ここで聞きたいプレイリストを選ぶ。基本的にアーティストを選択するのではなく、ロックやダンスと言ったジャンルや、雨の日やドライブ、パーティーとかシーンを想定した選曲で選ぶみたい。基本シャッフル再生だ(手動で選べるけど)。

 

f:id:smoglog:20161010195650j:plain

ヒットチャートもある。

 

f:id:smoglog:20161010195651j:plain

アーティストも検索できる。

 

f:id:smoglog:20161010195655j:plain

歌詞も表示される曲もある。カラオケ風に表示される曲もあるみたいだ。

一応歌詞の表示画像も撮影したけれど、JASRACが出てきたら嫌なので、載せないことにした。

 

UIは結構スッキリしていてわかりやすい。アップデートしてから利用してないけれど、AppleMusicよりも使いやすそうだ。

 

f:id:smoglog:20161010195647j:plain

海外のサービスということで、現状邦楽のラインナップは他のサービスよりも弱いみたいだ。ボーカロイドは一曲だけ。

 

広告について

f:id:smoglog:20161010195659j:plain

30分聞いていると、最初の広告が入る。

最初に20秒の「これから広告のビデオが流れます」というアナウンスが出る(スキップ可能)。

f:id:smoglog:20161010195700j:plain

そして、30秒の動画。

 

f:id:smoglog:20161010195701j:plain

最後に10秒の「この広告の詳細をクリックしてね」の動画。

最初の20秒をスキップすれば、最大で40秒間広告を見ることになる。その後また30分間音楽が聞ける。ちょっと試せなかったけれど、キッカリ30分で広告がはじまるのか、それとも曲が終わってからはじまるのか。後者だと気が利いてるね。

 

でも、この仕組は少ししっくり来ないな。車の運転中を想像して欲しい。運転中だと最初の20秒はスキップできないし、最後の10秒で広告が気になってもクリックできない。なにもできないのに1分中断されてしまう。音声コントロール出来たらいいのに。

 

総評

全体的に良いサービスのように思った。ユーザー的には無料で音楽が聞けて嬉しいけれど批判もあり、新人やマイナーなアーティストの収益が少なくなるみたいだ。でも、そんなの僕には関係ないな。きちんと収支ができるようにするのはサービス提供側のもんだいだ。うまくやってよりサービスを良くして欲しい。

 

無料プランは僕みたいな、あんまり音楽を聞かない人間に最適かもしれない。また、新しいアーティストを開拓したい、という人にも良いだろう。自分の音楽ライブラリが偏っていて(アニメ主題歌とかね)、家に人を招いて音楽をかけるのを躊躇う場面なんかにも良いかもしれない(広告出るけど)。

 

あと、招致コードをオクで売るやつ、恥ずかしくないのか。

 

 

smoglog.hateblo.jp

smoglog.hateblo.jp

 

 

アニメソング史(ヒストリー)I

アニメソング史(ヒストリー)I