上映映画館が近場になくて、観ることができなかった映画。
滅んでしまった世界を脱出したオーク族が、フィルという邪悪な魔力を使って人間界に侵攻……というあらすじ。
オーク言えば、古くはゴブリンと同種とてきたが、指輪物語において、豚の頭をもつ頭の悪い亜人と定義され、日本においては薄い本においてエルフや女騎士を「くっころ」させるモンスター。ウォークラフトにおいては、やや脳筋な感じがするものの、中には思慮深いやつもいる。
ちなみに、ウォークラフトは、ゲーム原作。
カードゲームのハースストーンに登場するキャラクターが多数出てくるので、それで見たかった。気になっていたのは、吹替版の声優がハースストーンと同じかだったのだが、プライムビデオは字幕版のみ。
映画の出来としては、ちょっとB級くさい感じ……とは言っても、衣装は凝ってて、一大叙事詩の序章として、なかなか良かった。
ラストシーンはかなり意外性があって、王の生き様、引き裂かれる二人……しかし、オークと人間のその後を考えると、納得のいくラストだった。
映像としてはそこまで綺麗ではないし、良く言えば王道、悪くいうと意外性がなく、ちょっと退屈な感じはあった。