にわかに「BLACK2.0」でアクセスされている数が伸びているってことを知り、そう言えば記事にしてない! と思い出した次第。
忘れていたことから察するとおり、正直期待はずれでした。
他のブロガーさんもの言及して頂いていたのに(ってかその記事にベンタブラックには遠く及ばないって書いてたw)。
動画一眼とカーボンナノチューブ塗料 - (空力)ミニ四駆をやってみるblog
この記事にも書いているが、最初からベンタブラックには劣るらしいけれど、どれくらい劣るのかと言うのがネックだったと思う。
公式サイトに載っている画像や、YouTube動画はかなり黒く「見える」。
実際はどうだろう。
ちなみに購入は去年の4月。
かなり人気だったそうで、生産が間に合わず、届いたのは6月だった。
手持ちの塗料と比べるとこんな感じ。
面積が狭いので、わかりにくいかもしれないが、確かにこの中では一番黒いが
際立って黒い訳ではないし、普通に刷毛目が見える。
次に、こけしに塗布することにした。
汚い机で申し訳ない。
これが元のこけし。
ベースを塗る。
ベースを塗った後。
ベースは地を整え、塗料の食いつきを良くするらしい。
満を持してBLACK2.0を塗布する。
最初は光沢があるが、乾くとマットになっていくが……。
これは、ちょっと悪い予感がする。
これが乾かした後。
ご覧の通りである。
普通に凹凸が見える。
ベンタブラックには遠く及ばない。確かに、特殊な設備と費用も多くかかるベンタブラックと比べるのも酷かもしれない。
しかし、公式の動画や画像は紛れもない誇大広告であった。
家庭用の普通の蛍光灯化で、この黒さである。
公式はより黒く見えるように入念なセッティングをして演出していたのは、間違いない。
結論。
多分、特殊な施設を必要としない、市販で最も黒い塗料。
その微々たる差の違いの分かる者だけが購入すれば良い。