毒雲日記

冴えないワ・タ・シのポイズンダイアリー

ゆるキャン△ ‐日常系の正体を見たり。

 

ゆるキャン△ 1 [Blu-ray]

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プライム・ビデオで見た……というと語弊がある。

最近ガレージキットを作っているんだけど、キットを削ったりしながら、言わば作業BGMのようにして贅沢に流し見していた。

むちゃくちゃ調子がよくて、現在2周目である。

 

タイトルどおり、ゆるいキャンプを楽しむ女の子の話である。

ゆるいので、極限状況のザバイバル術なんかはない。

冬の人がまばらなキャンプ場で高校生の女の子がソロキャンというのが「ゆるい」かどうかは個人の考えに寄るだろう。

 

大きなハプニングもなく、オチもないゆったりとした気持ちで見れる作品で、こういうのを日常系というのだろうか? 一応キャンプという非日常をテーマにしているが……。

こういうタイプの作品を見るのは初めてと良いかもしれない。

作品感想とは別のところで、日常系というものの正体を見た気がした。

それは、これもまた実写作品をアニメに転嫁したものであるということ。

ドキュメンタリーやルポに登場するタレントをアニメキャラクターに置き換えただけ、と言うこと。原因として芸能人への興味の薄れがあるのかもしれない。

 

その点を踏まえると、vTuber……バーチャルユーチューバーの発生と人気などにも関連性がありそうな気がする。

 

登場人物が女の子なだけで人気がある、と思うかもしれないが、全員男バージョンも見てみたい気がする。絶対テントの中で「何が悲しくて、青春をこんな灰色の状態ですごすのか……」みたいな自虐ネタとか展開しそう。