毒雲日記

冴えないワ・タ・シのポイズンダイアリー

子供からエロを遠ざける親のホンネ

ファミマから成人向け雑誌が撤去されるらしい。

自分はそのことに対して賛成も反対もしない。

雑誌で立ち読み客を釣るというコンビニのビジネスのやり方が変わってしまったこともあるのだろう。

 

親の中には、成人向け雑誌に加えてコンドームの販売にまで嫌悪感を抱く人がいるらしい。

気持ちとしては、子を守りたい一心のようだが、そこにある本音は、子供は子供のままでいつまでもいてほしい、という子離れを拒む気持ちである。厳しい言い方すれば、子供の愛玩動物化と言っても良い。

気持ちはわからないでもないけれど、かなしいかな、幼少期にエロを制限しすぎると、より性に対して関心が強くなってしまうという研究結果がある。

 

有名大学のテニスサークルなんかで、酔い潰して強姦するなんかの事件は、勉強に追われるあまりに性的嗜好が捻くれちゃった結果なんじゃないかな。

小さいうちからエロにある程度触れておかないと駄目なんじゃないかな? 中世の価値観じゃあるまいし、エロ=邪悪というのはどうも変におもってしまう。いくら嫌悪しようが、子供が生まれるのはその結果なんだから、それを否定するのは難しい。うまい折り合い、距離感をコントロールするのが親の努めで、何歳になっても完全否定! というのは、裏に隠した本音が透けて見えてくる。

 

子供が大人になって、あなたが一番愛する相手でなくなっても、あなたが親であることは変わらない。あんまり干渉しすぎるのも、嫌われちゃうんじゃないかな。

コンビニ店長の残酷日記(小学館新書)

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