SEOという言葉がある。
検索エンジン最適化と言う意味だ。
このブログなども、グーグルやヤフーなどの検索エンジンの検索にヒットして、ネット世界に揺蕩う者達がやってくる。サーチエンジンの権力は絶大だ。サーチエンジン様が見やすいようにサイトを作りましょう、というのがSEOである。
一方で、SEO対策という言葉がある。
これは誤用である。検索エンジン最適化対策って意味だからね。SE対策ならまだしも、最適化を対策するとはどういうことか。
ところが、大昔からこの言葉が使われてきたせいで、まさしくSEOとしては、このキーワードが誤用なのに幅を効かせていているのが現状だ。
これはインターネットの一つの問題として提起したい。何が間違いで何が正しいかではなく、検索エンジン最適化されているかどうかの方が重要なのだ。
記事の内容よりも、いかに沢山PVが稼げて、ブックマークされて、広告クリックされるかの方が重要なのだ。検索エンジンだけがネットワーク倫理を司るなんて、ちょっと変じゃないか。
べ、別に誤用を指摘した、あのサイトがSEO対策ってキーワードを使い続けて、月間PV10万を喧騒してるから言ってるんじゃないからね。
僕がweb屋をやっていた時は、「SEO対策って言葉を使う業者は信用するな」と言ってましたが、本でもあるんだな。