果てない井戸の深淵を靴型兵器「ガンブーツ」を駆使して敵を打倒し、ひたすら落下するアクションゲーム、DownwellがiOSで初のセールで360円から120円で販売している( セール価格は記事を書いている時点の価格)。
僕は360円で購入したけれど、その価格でも後悔のない素晴らしいゲームなので、この際に紹介したい。
確認したらSteamのほうも12月2日までセールしている。Windowsユーザーはこちらをチェックだ。Save 33% on Downwell on Steam
このゲームにはキチンとしたストーリーが用意されていない。
オープニングはシンプル。
赤と白と黒のシンプルな画面。
ベンチに人影。
井戸に落下。その先に待つものは……!?
このゲームの優れている点は、ゲーム性とUIとの融合にある。
タッチパネルの仮想ボタンによるゲームにおいて、ボタンを多くすると押し間違いがおこりやすくなり、操作性を悪くしてストレスが増大する。かといって、ボタンを少なくするとゲーム性が薄くなる。
例えば、シューティングゲームの場合、操作は自機を移動するだけで攻撃はオートのものがあるが、タッチパネルゆえにああいった工夫が必要となってくる。
Downwellの場合は、スーパーマリオにおける右に進んでいくとストーリーが進行するという法則を、重力の落下に任せることで、操作ボタンを「右」と「左」に進むと「ジャンプ」の3つに限定している。
また、落下は敵への攻撃にもなっていて、敵を踏みつけることで倒す事ができる。イヤラシイのは、トゲがあるなど踏みつけでは倒せない敵もいて、その場合は、ジャンプボタンを押すことで発射できる弾で倒す。
この武器はガンブーツと言って、アイテムを手に入れてレーザーやショットガンなどいろいろなタイプの弾に換装できる。
また、弾丸を打つとリコイルで少し滞空時間が伸びるので、移動や障害物の回避などにも使用する。しかし、弾は無限に打てず、再装填するには地面に着地する必要性があり、弾丸の使用頻度、落下先の状況など一瞬の判断が問われる。
シンプルなのに奥が深いゲームなのだ。
このゲームの特徴をもう一つ。
ムチャクチャ難しい!!!
情けない話、1-4を越えられない。
自動でランダム生成される井戸の先を、宝石を集めて強化して、ひたすら落下していく。
たった3色で構成されたシンプルな画面は、井戸の底の暗闇を表現しているのかもしれない。
もう一つ、難しさに拍車をかけているのは、画面レイアウトが原因にあると思う。
このゲーム、落下するというシチュエーションのため、進行方向である下の部分にゲームパッドがある。そのため、操作する手のせいで、落下先が隠れてしまう。
仮に、落下方向を逆転させて(つまり天地を逆にして)、上へ上へ引っ張られるようにすれば、もう少し簡単になるように思う。
追記:Macユーザーは、LightningケーブルでMacとiOSデバイスを接続して、QuickTimeで画面を出力してみよう。指に邪魔されず画面全体が見れるので、操作しやすい!
参考:
地球の裏側に恋人が待っているとか、彼(?)が落下する理由があっても良かったと思う。
◯プレイデモ
勢いでユーチューブデビューしちゃった。
以下、適当なスクリーンショット(撮るの難しい……)。