毒雲日記

冴えないワ・タ・シのポイズンダイアリー

NX改め、任天堂switchの衝撃


First Look at Nintendo Switch

 

昨日の夜11時、ついに任天堂の新コンソール機コードネームNXが、そのベールの一端を明らかとした。

スイッチという名前の通り、このコンソール機は据え置き機と携帯機のどちらにもスイッチする。クラウドファンディングで製品化した「gole」というミニPCを僕は思い出した。


Gole1 review: Mini PC with Windows, Android, and a touchscreen display

 

このゲーム機は、まだ全てを明らかにしていない。WiiWiiUのモーションコントロールは完全に捨ててしまったのか。据え置き機にする時のドックは、はたして大画面へ出力するためだけの機能しか持たないのか。価格は。

 

コンソール機と携帯機、どちらにも使えるということは、任天堂にとって、2つあったカテゴリーを一つ失うことになる。けれど、これは凄い戦略なのかもしれない。今のPS4の価格が約3万円なので、それより下の価格帯を狙ってくると僕は予想する。NEW3DSと変わらない価格帯だ。任天堂はファミリー向けの大人数で遊ぶゲームを得意としていて、コンソール機は一家に1台、3DSは一人1台という感じだと思う。スイッチは、一家に複数台所有するコンソール機となるのではないだろうか。

 

次に注目しているのは、左右からサンドイッチするゲームパッドが、片方ずつ独立して機能する点。1台で二人プレイができる。これって凄い。今まで携帯ゲーム機は一人一つ持ち寄って多人数でするものだった。たぶん、これはファミレスに友達といっしょなのに、それぞれスマートフォンを触っている現代の人たちへの、任天堂なりの提案なのだと思う。

 

最後に、これはそうあって欲しいとおもうことなのだが、本体のディスプレイはタッチディスプレイだと嬉しい。映像では明らかになっていなかったと思う。

コントローラなしでタブレットとして使えるのか、ということだ。あの大画面で外でゲームをするのは、ちょっと大人では恥ずかしい。タブレットの場合、たとえば「Kindle for switch」とか……。ソーシャルゲームを取り込むのも良いかもしれない。

あのディスプレイがタッチ対応だとすると、据え置き機状態でタッチ操作はどうするのか? 僕は、あの合体するコントローラの中央の部分(JOY-CONグリップと言うらしい)が、タッチパッドになってるのではないか、と思っている。

 

任天堂switchのデザインは今までの任天堂の路線からはかなり違う。子供っぽさがない。switch。任天堂そのものがswitchしたのかもしれない。