毒雲日記

冴えないワ・タ・シのポイズンダイアリー

ゲーマーズ! 価値があるのはエンドカードのイラストだけ

ブログっていうのは、日々更新しないとPVが伸びないものである。

なので、ネタ探しにプライム・ビデオのカテゴリーを作ったんだけど、アニメばっかりみていて、それがバレたくないものだから(しかも途中放置がおおい)、あんまりレビュー上げてなかったのである。

 

このアニメは12話と短く、内容も薄いので、さらっと見る事ができた。

学園のマドンナ(容姿端麗性格よし)が実はゲーマー(かなりの腕前)だった。彼女は、腕前もこだわりもない普通にゲームが好きなだけのスクールカースト最下位の主人公に惚れてしまうという、おまいらが考えがちなドリーム展開アニメである。

 

最初は、「はいはい、あんたら(僕も含む)こういうの好きだよね〜、何の取り柄もないおまえら(僕も含む)が、可愛くてスタイルも良くて同じ趣味の彼女ができたらいいよね、自分重ねてるんだろ!」とニヤニヤ見ることができた。

 

展開が続くにつれて、ストレスが生じる。

この主人公、びっくりするくらい魅力がない。

努力もしない、才能もない、カリスマもない、主張するものもない、主人公補正だけで、ヒロインたちの心を射止める。

友人の中学時代ガリ勉で友達がいなかったけれど、自分を変えるために高校デビューした奴の方がずっと共感できた。彼が主人公の方が良いのでは?

 

後半につれて、ますますイライラがつのる。

主人公は、自分に自信がないので、ヒロインの好意を常に疑う。

「僕なんかに」「実は友達(男)の方が好きなんじゃ」

好きな人も友達も信用していない。それなのに、表面上はヌルい関係を続ける。

恋愛も友情も妄想、ゴッコ遊び。

虫酸が走る。

そんな世界は、現実にはどこにもない。

一時、現実逃避するには良いかもしれないが、この世界にどっぷり浸かってる人がいるなら、早く目を醒ましたほうがいい。

傷の痛みも知らないのに、傷付く事を恐れるな。

 

ただ、エンドカードのイラストだけは良かった。

togetter.com

 

そう考えると、ラノベのイラストって本当に大事だよね。

「なろう」から本になる場合、イラストが残念な場合あるので、出版社はもう少しお金かけた方が良いと思う。