テロ行為は悪。これは間違いない。犠牲に憤りを感じるけれど、そこで思考停止してしまっていいのか。
Amazonのトップページやフェイスブックのプロフィールアイコンにフランス国旗が表示されるようになった。アイコンを替えたり、画像をシェアされた行為は尊いけれど、僕には違和感を感じた。
世界中では、テロ行為が各地で横行していて、日々尊い命が失われているのに、他の国々はそれほど反応なく、どうしてフランスだけが、取り上げられるのか。納得がいかない。
そもそも、テロの標的になった国は正義なのか。標的になるようなことをしたのだ。つまり、テロリストの生みの親と考えれるのだけれど。
現在の「テロに屈しない」っていうやり方は、「テロリストは皆殺し」っていう意味だと思う。それで解決するのかな？ 新しいテロリストを生むだけじゃないかな。
理想論なのは、重々承知しているけれど、テロを力で押さえつけても平和にはならなくて、貧困問題の解決からアプローチした方が、犠牲は少なくなると思う。
僕達が思っている以上に国家は、僕達の痛みに鈍感だ。
僕は、フェイスブックに虹と鳩の絵をかかげた。
テロリスト達が持っている武器は、どこ製だ？
＊この後、尻に敷いていたiPhoneの画面が割れていたことに気がついた。人の善意にケチ付けた罰だろうか。世界平和と割れないiPhoneの実現がされる日を待ち望む。
