築地市場が閉鎖になった。
写真は6年前の築地だ。
地方民が東京に行くと、驚くのが午前中に店が全然開いていないことだ。
折角上京するのだし、時間目一杯楽しみたいと、朝早くに駅に付いた時や、ホテルで朝目覚めた時に時間を持て余す。
そんな時、僕は築地に向かう。
情緒ある店先をぶらりと歩いたり、24時間営業の寿司屋でご飯を食べる。
市場の閉鎖に伴って、お店が移転するのかもしれないが、この情景はもうなくなってしまうのだろう。
そもそも東京オリンピックに伴ういろいろな問題がある。
もう忘れてしまったかもしれないけれど、ロゴマークの盗用疑惑、建設費の問題、ボランティアの問題、そして豊洲市場移転問題。
なんでこんなに問題が出るのにゴリ押しするのか。
端的に言ってしまえば、それで懐が潤う連中がいるからだ。
政治屋、建設会社、電機メーカー、広告代理店……。
そいつらが徒労を組んで、ナショナリズムにかこつけて、市民を洗脳しているのだ。
本来、スポーツと国の威信は別問題のはずだ。
そんなことだから、優勝したあの子が日本人かどうかなんてどうでもいいことで議論になる。
オリンピックのせいで、潰れるイベントもある。
それで生計を立てている人は?
何がオモテナシだよ。