このクラウドファンディングに出資した。
詳しくはここ
製造はデンマークの企業なのだが、間に入ったメディアブリッジなる企業の対応が、お粗末である。クラウドファンディングが、製品化に向けての出資であるということに理解していない出資者も多いけれど、それ以上に企業のやり方が不味い気がしてならない。
まず、報告が遅い。自分で出荷予定を告知しておいて、それが過ぎてもアップデートせずに出資者の不安感を煽る。
もうひとつは、報告内容も不明瞭で、わかりにくい。出荷ステータスをテンプレート化すればいいのに、日本語の使い方も妙な文章。主語が抜け、一体何について話しているのかわかりにくい。親に失敗を隠す子供のような報告。
現在のステータスとしては、黒が出荷済み(と言っておきながら、不在で商品が返ってきているそうだが、これを出荷済みと言って良いのか)、ピンク・グレー・ブルーは一部出荷済み(9月出荷というステータスでオーダーした人が既に届いた、という報告も)、白・グリーン・カモフラは出荷目処が立っていない。最後の3つは日本の基準にあわせて更に強度を上げるということだが、これは一度日本に届いて強度を満たしてなかったということだろうか? そのあたりの報告は何もない。日本の基準ってなんだ? デンマークと日本とでは明確に仕様が異なる? 出荷遅れを隠す言い訳にしか聞こえない。
ちなみに黒色はめでたく製品化され、アップバンクストアなどで購入可能である。
使用上の注意としては、一度正常に組み立てられないと分解が必要らしい。その分解方法がわかりにくいらしく、「一回で壊れた」「金返せ」などの報告が上がっている。
「やはり人前で使うには恥ずかしい」だとか、「重い」という声があるが、アウトドアチェアを使ったことのない人なのだろうと個人的には思う。
このような椅子が他にはなくて、いろいろな場所で活躍するに違いない、と思うのはもちろん、クラウドファンディングの楽しみは、人より早く新商品をゲットして、ブログやSNS、ユーチューブでドヤァすることだと個人的には思っていた。既に黒が買える状況では、その機会損失も甚だしく、忸怩たる思いをこの記事にぶち撒けた。次のメディアブリッジのクソ報告が待ち遠しい。
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